2016/07/26

第6回ハローライフワークショップ

さて、今日は最後のワークショップ。
これまで、「日誌とか苦手なんで書きたくない〜」と避けていたゴジラさんが、
「最後は、僕が日誌書きます!」と言ってくれました^^

あらためて発表コンサートの様子を見たり、
これまでの感想を伝え合ったり。
この3ヶ月間で、みんなは何を感じていたのでしょう。

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出席者:10名

今日の天気:曇り

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==今日行ったこと==
■全員集まるまで、7月20日のコンサート(作品演奏会)を見る(1曲目・2曲目)
 ※実際に自分に動く姿を見てみると少々恥ずかしいです。でもよかったです。

■最後のワークショップ
・The Workの振り返り(音楽創作・ハローライフワークショップ)映像を見る
・最後なので、みんなで輪になってひとりずつ感想を言う。
・この3ヶ月間の振り返り(自分自身の変化)
※小さな変化の芽→笑顔を絶やさず、演奏できたこと、仲間との絆
・グループで話し合ったことを他のグループに言う
・この先どうしていくのか?みんなで話し合う
→1期、2期、3期全員集まって、同窓会的なことをするまたは演奏会?
・アンケートを書く

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==1日を終えて(感想など)==
この3ヶ月間あっという間でした。
これで終わってしまうのはすごく寂しいです。
本当に参加して良かったです。

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==今日あなたの「感情」は?==
笑う(笑顔)です

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みなさんのリレー日誌は終わりなのですが、
これからも更新は続きます♪
引き続き、The Workの応援をよろしくお願い致します!

2016/07/19

第6回音楽創作ワークショップ

さて、本日のワークショップは
「日誌を書く時間がない!」というほど、みなさん必死に練習を励んだので
かわりに、ハローライフの和津田が記させていただきます◎

本日の音楽創作ワークショップタイトル
『プレゼンの準備をする「ようこそ!あとはご自由に。」』

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出席者:10名

今日の天気:晴れ

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==今日行ったこと==
・ワークショップ開始は18:30ですが、今日も自主練習ができるように練習場を開放していたので、16:00頃からメンバーが集まりはじめる。早く来たメンバーは、各々音声を聞きながら楽譜をさらったり、練習場の一部をTシャツ制作コーナーにして、本番用のオリジナルTシャツをつくったり。
・ステージのポジションが決定!本番のホールを意識させられる。
・ひたすらみんなで練習。わからないところはどしどし聞く。そこから、新しい音楽も生まれたり!
・前回のワークショップで決めたソロパートを練習。
・練習が終わったあともTシャツのことや、会場のお客さんを巻き込む担当部分の話し合いなど。いつの間にか21:30になっていた…!

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==1日を終えて(感想など)==
参加者、そして楽団員さんからどんどんエネルギーが生み出されていくような、そんな濃くて熱い時間を感じた。
今まであまり発言をしなかった人も積極的に声を出していたし、これまで合っていなかった息(タイミング)が、アイコンタクトをしながら合うようになってたし、今日までのみんなとの積み重ねが、この瞬間ぐっとエネルギーに変わった感じ。

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==今日あなたが一番好きな「音」は?==
最後、みんながステージからはけたあのコントラバス。
余韻の残る緊張感も好きなんですが、二人が息を合わせて弾く瞬間がとても好き。
明日は、どんな音楽が生まれるか楽しみ!^^

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2016/07/12

第5回ハローライフワークショップ

「自主練習がしたいです」
と、あづみさんからメールが届いたことがきっかけに、
本日は17:00からハローライフで自主練習が行われました。

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本プロジェクト担当である柿塚さんがピアニカを吹き、
みんなで歌ったり、手を叩いたり、前回の演奏を聴いたり、
楽譜を見ながら、前回欠席していた人と一緒に曲をさらったり。
…と、段々と人も集まってきて、ワークショップ開始!

さて、本日の2時間は、参加者が何をするか決めます。
「本番1週間前に控えたわたしたちは、この時間を使って何をするべきか?」

日誌当番は、とうこさん♪

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出席者:8名

今日の天気:雨のち晴れ

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==今日行ったこと==
・早めに来た人は前回のおさらい
・まず今回の時間を使って何をするかThe Workのメンバーで話し合った。
・野村さんに曲の説明を受けた
・2つのグループに分かれて
 ー衣装、一人ひとりのソロパート、かけ声など決める
 ー前回のおさらいを集中的にする(私はおさらいチーム)
・お互いに共有しあう
・Tシャツをどうするか決めた。
・かけ声はバラバラになった

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==1日を終えて(感想など)==
個人的に音楽の練習したかったので、ほっとしました。
いろいろ決まってきて本番が楽しみです。

==今日あなたの「感情」は?==
掛け声の練習が楽しかったです。
ビール飲みたくなりました。
仕切ったり、決めたりできる人はすごいゼと思いました。
団結ダダーン♪

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2016/07/08

第5回音楽創作ワークショップ

今日は、これまでのワークショップで生まれたリズムやメロディ、演奏方法などの要素がぎゅっと詰まった楽譜が渡されました。
プロジェクトが始まってから、はじめての「楽譜」。みなさん不安な表情でしたが、楽団員さんとも助け合う様子が見られ、必死に曲を練習しました。

さて日誌当番は、字がとっても綺麗なやがわさん!

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出席者:10名

今日の天気:雨

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==今日行ったこと==
・クリエイティブに練習する「音海をスイミング」
・日本センチュリー交響楽団のテーマ(第5稿)の練習
・7月20日(水)に行う作品発表コンサートに向けての練習(通しの練習)
各パートで演奏する楽器や演奏者の決定等も行われた。

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==1日を終えて(感想など)==
テーマ曲のスコア(楽譜)を通して、1日でそれを飲み込むことの難しさは感じました。本番まで、メロディーやリズムをちょっと思い出しながら納得のいくところまでやっていくほかありません。

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==今日あなたが一番好きな「音」は?==
コントラバスの音。
日本センチュリー交響楽団のテーマの最後の部分。
音に深みのあるコントラバスにより、テーマ曲の締めを飾る役割の大きさが少しずつ分かった感じがする。
演奏を終えることへのはかなさ。

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2016/07/07

ワークショップ リレーレポート 南田 明美氏 第二弾

 日本センチュリー交響楽団とハローライフが協働して行う就労支援プログラムmusic project「The Work」。2014年からスタートして、今年で3年目の開催となりました。今年は、日本センチュリー交響楽団がプロデュースをする「音楽創作ワークショップ」とハローライフがプロデュースをする「ハローライフワークショップ」を交互に行い、4月より約3ヶ月間で全12回のワークショップを実施します。現在、7月の作品発表コンサートに向けて、参加者の皆さん、日本センチュリー交響楽団の楽団員の皆さん、作曲家の野村誠さん、スタッフが一体となりプロジェクトが進んでいます。

 このエッセイは、文化政策や障がい者支援など、様々な分野で活躍されている方々をレポーターとしてお迎えし、ワークショップの内容とご自身の専門分野を結びつけて、自由に書いていただくリレー形式のレポートエッセイです。各レポートを通じて、より多くの方々に「The Work」の取り組みを知っていただき、ワークショップの中で起こっていることはもちろん、オーケストラの活動や就労支援におけるこれからのあり方などを考えるきっかけになればと思っております。
 第3回のレポーターは、前回に引き続き、神戸大学大学院国際文化学研究科 博士課程後期課程に在籍中で、オーケストラのアウトリーチ活動やシンガポールのコミュニティ・アート政策の研究をされている南田明美(みなみだあけみ)さんです。

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第3回
参加者の同世代として見る<コミュニティ>としての「The Work」
-南田明美(神戸大学大学院国際文化学研究科 博士課程後期課程 芸術文化論コース)

 前回(5月31日のワークショップ)のレポートでは、音楽学的立場からこのワークショップを報告した。今回は、文化政策を勉強する者として、そして参加者の同世代として、「The Work」に現れる<コミュニティ>について考えてみたい。
 
 第4回のワークショップは、「アイデアを整理する『音楽のコロンブス』」という題名で行われた。今回は、コミュニティプログラムディレクターである野村誠氏がワークショップを主導し、皆でイギリスの作曲家ヒュー氏から送られてきた2つの「宿題」について考え、創作をする内容であった。

 1つ目の宿題は、「Deep Time」というテーマで90秒間の美しい音楽を作るというもの。もう1つは、「この世界から、生物が死に絶えていく感じ」を表現するものであった。後者は、ヒュー氏がハイドンの交響曲第45番《告別》から着想を得たもので、最初は皆で音を鳴らすが、1、2分経ったところで、1人ずつ演奏を止めていき、最後にはすべての音がなくなるという構成である。

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 この日最初に行われたワークショップでは、参加者と野村氏、楽団員の9人で、1台のグランドピアノを使い、「Deep Time」を創作することになった。3つのグループに分かれ、順々に演奏する。皆、グランドピアノに頭を突っ込みながら、マレットやペットボトルで弦の部分を叩いたり、ピッチカート奏法(指で弦をはじく奏法)を用いたり、各々思いつくままにピアノに触れ、「Deep Time」を表現した。参加者らは、他のグループが奏でる音に耳を傾けながら、自分はどういう音を出そうかと考えているようであった。

 その後、遅れてきた数名の参加者も加わり、オーケストラで使用される楽器と野村氏が持参した打楽器を使って、皆で「Deep Time」を演奏。自分のグループの番には、各人が思いのままに「Deep Time」の音を鳴らした。
 楽譜があるわけでもないし、構成が決められているわけでもない。しかし、それがよかったのか、参加者は初めて触る楽器であっても、30秒間、即興で自分が心地いいと思える「Deep Time」の音を出そうと、他者が表現する音と自分が表現する音の両方に耳を澄ましていた様子だった。たとえば、ある男性は、1度目の練習で「この音は、自分が表現したい音となにか違う」という感じで首を傾げていた。しかし、2回目は理想の音に近づいたようで、彼からは笑顔がほころびた。
 
 この日は、楽団員の提案で、議論の時間を設けることになり、「Deep Time」をより深く表現するために「時間とは何か」について10分ほど皆で話し合った。野村氏が、インドネシアの時間感覚について話すと、参加者から「パラレルワールドはあるのか」「蛾はなぜ同じところにずっといられるのか。時間感覚の問題か」「谷川俊太郎のように大人になっても少年の心を持ち続けられるのはなぜか」「大人になると時間の流れが早くなるのはなぜか」「台湾の時間の流れ方が日本と違うからか、懐かしい匂いがした」など、ひっきりなしに時間に対するイメージや想い、疑問が出てきた。皆、傾聴して頷き、それを受けて意見を出そうとしている様子が伺えた。6月7日に行われたハローライフワークショップでの意見交換で分かったことなのだが、どうやら参加者の中で「本音が言えた」、「自分が思っていることを素直に言えるようになった」、「こだわっていたものをぶち破れた」という感覚が芽生えてきているようだ。

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 前回と今回、ハローライフワークショップを見学して、直観的に感じたことがある。それは、参加者の皆さんは「素直でまっすぐな方が多いな」ということだ。話を聞いていると、ゴジラ、都市社会学、陶芸、美術、吹奏楽など、自分の好きなことをしっかりと持っている。いわば、普段の会話や自己紹介での「話のネタ」がある。たぶん確固たる自身のアイデンティティもあり、個を尊重する優しい心を持ち、意見もしっかりと言える能力を持ち、かつ潜在的には「人好き」な人が多いように見受けられる。「何か表現したい!」というエネルギーも音楽ワークショップからすごく伝わってくる。だからこそ、彼らはこの「The Work」の扉を叩いたのであろう。

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 それにもかかわらず、事前アンケートでは、他者とのコミュニケーションが苦手という方や職場の人間関係に悩んでいる人が多かった。なぜなのか。

 今回のワークショップを見ながら、筆者は、コミュニティ論の古典書であるテンニエスの『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』を思い出した。ゲマインシャフトは「共同社会(Community)」、ゲゼルシャフトは「利益社会(Civil Society)」と訳される。それらの人間関係のあり方の違いが、彼らの抱える問題に繋がっているのではないだろうか。

 つまり、人は、自然的本能として、相互に無償の愛や慈しみを与え肯定し合う「ゲマインシャフト的結合=コミュニティ」を求めている。一方、経済的資本を基盤とする利益社会(ゲゼルシャフト)では、人は、あらゆる結合をするにもかかわらず分離しつづける。その人間関係は、「契約」によって成立している無機質な利害関係である。ときに人は、「契約」にある義務を遂行するために擬似的人格を作りださなければならない。その状況は、人々に孤独感と不安感をもたらす。
 
 参加者の同世代として感じることは、我々の世代は今まで以上に「契約」としての人間関係を強制されていることだ。それは、とりわけ、人との競争を求める新自由主義の広がりによる。近年は、創造産業という人々のアイディアを基盤とする産業構造や、創造都市という人々の多様性を認める都市のあり方が脚光を浴びている。しかし、それでも実生活では「A=A」でなければならず、「A=B」や「A=C」は許されないことが多い。その原因をテンニエスの理論を借りて言うならば、利益社会が資本家のために存在し、資本を持たない人々を「死せる道具の如きもの」へと変え、奴隷化するからであろう。※1 つまり、利益社会は、一般の人々の人間としての感性をそぎ落としていく。それにもかかわらず、資本の集積場である都会に生きていると、相互扶助的関係を持つ<コミュニティ>に出会うことが難しい。感性を回復する場、自分を素直に出せる場がないのだ。だから、自分をちゃんと持ち、感受性の強い参加者らのような人々は、このような社会で生きていくことへの悩みや苦しみを覚えるのであろう。
 
 そのような中で「The Work」は、彼らの感性を取り戻す場所として機能しているようだ。ここには、「資本」や「契約」、「義務」を伴わない。彼らは、純粋に、野村氏や楽団員とともに音楽を奏で、自分の表現を追求し、語り合う。ここは、彼らにとって「居心地のいい場所」あるいは「安全地帯」となる。だからこそ、彼らは素直に発言ができ、恐れず「新しいこと=楽器の演奏」にチャレンジができたのだと、私は思う。
 成果発表のコンサートまで、ワークショップはあと1か月間続く。感性を取り戻しつつある彼らの音楽が、どのようなものなるのか、楽しみである。

※1テンニエス(杉之原寿一訳)『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト:純粋社会学の基本概念(上)』、1957、岩波書店、p.125。

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南田明美(みなみだあけみ)
2007年より6年間センチュリー・ユース・オーケストラに在籍。2009年大阪音楽大学(トランペット)卒業。2011年神戸大学発達科学部人間表現学科表現文化論コース(音楽学)卒業。神戸大学大学院国際文化学研究科博士課程前期課程を経て、神戸大学大学院国際文化学研究科博士課程後期課程に在学中。現在の研究テーマは「シンガポールのコミュニティ・アート政策はコミュニティ/市民社会/ナショナル・アイデンティティを変容させるのか」。主な論文に「国家威信が重視されたオーケストラの文化政策とアートマネジメントのジレンマ-シンガポール交響楽団を事例として-」(『文化経済学』第12号第1号)がある。

2016/07/01

ワークショップ リレーレポート 南田 明美氏 第一弾

 日本センチュリー交響楽団とハローライフが協働して行う就労支援プログラムmusic project「The Work」。2014年からスタートして、今年で3年目の開催となりました。今年は、日本センチュリー交響楽団がプロデュースをする「音楽創作ワークショップ」とハローライフがプロデュースをする「ハローライフワークショップ」を交互に行い、4月より約3ヶ月間で全12回のワークショップを実施します。現在、7月の作品発表コンサートに向けて、参加者の皆さん、日本センチュリー交響楽団の楽団員の皆さん、作曲家の野村誠さん、スタッフが一体となりプロジェクトが進んでいます。

 このエッセイは、文化政策や障がい者支援など、様々な分野で活躍されている方々をレポーターとしてお迎えし、ワークショップの内容とご自身の専門分野を結びつけて、自由に書いていただくリレー形式のレポートエッセイです。各レポートを通じて、より多くの方々に「The Work」の取り組みを知っていただき、ワークショップの中で起こっていることはもちろん、オーケストラの活動や就労支援におけるこれからのあり方などを考えるきっかけになればと思っております。
 第2回目のレポーターは、神戸大学大学院国際文化学研究科 博士課程後期課程に在籍中で、オーケストラのアウトリーチ活動やシンガポールのコミュニティ・アート政策の研究をされている南田明美(みなみだあけみ)さんです。

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第2回
楽譜から自由になることで生まれた『音楽』を味わう
-南田明美(神戸大学大学院国際文化学研究科 博士課程後期課程 芸術文化論コース)

 私は、音楽大学でトランペットを専攻した後、一般大学に編入して音楽学を学び、大学院よりシンガポールの芸術文化政策、特にアウトリーチ活動やコミュニティ・アートについて研究している。日本のオーケストラのアウトリーチ活動の歴史は長いが、こうした特定のコミュニティに根差した活動を行うのは、今までになかったことだと思われる。少なくとも、関西では初めての試みである。

 5月31日(火)に行われた第3回の音楽創作ワークショップ。コミュニティプログラムディレクターである野村誠氏に代わり、日本センチュリー交響楽団(以下、JCSOと略す)の楽団員5人(ヴァイオリン:小笠原氏・小川氏、ヴィオラ:森氏、トロンボーン:近藤氏・三窪氏)が主導しワークショップが行われた。「オーケストラになってみる『ハチャメチャ交響楽団』」がこの日のワークショップの題である。

 JCSOは、来る7月1日の定期演奏会で、首席客演指揮者アラン・ブリバエフ指揮によるラフマニノフ作曲《交響的舞曲》(1941年)を演奏する。参加者は、この演奏会に招待されることになっている。今回のワークショップは、その鑑賞の準備段階として位置づけられるものであり、またオーケストラを通して「表現する方法を知る」契機を提供するものであった。 
ワークショップの主な内容は、ラフマニノフが《交響的舞曲》で借用した、グリゴリオ聖歌《怒りの日》の最初2小節をモチーフとして作曲するというものであった。何よりも鍵となったのは、タイトルにある「ハチャメチャ」という言葉であったように私は思う。

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 「楽譜が読めなくても大丈夫!」とJCSOの森氏が参加者に語りかけて、ワークショップは始まった。楽団員たちが《怒りの日》を演奏し、参加者の感性に働きかけた。参加者の想像力と創造力を高めることを目的にしてか、この時点では、《怒りの日》の選曲理由は伝えられなかった。《交響的舞曲》の楽章構成と同じように、チームは<昼>、<黄昏>、<真夜中>に分けられた。チームの名前にあった「パロディ舞曲作品」を作るという主旨が伝えられ、参加者と楽団員は、各チームの部屋に分かれて、40分間の創作が行われた。

 楽団員の主導で、参加者各々の感性やイメージが引き出される。楽団員は、参加者の個性や好きなこと、得意なことを、4月から始まったワークショップを経て掴めてきているようであった。これは、日々の活動で演奏を通じてコミュニケーションをとり、信頼を築くことに長けている楽団員ならではのことだと私は感じた。私がワークショップ中に一番興味深く感じたことは、楽団員一人ひとりの音楽へのアプローチの方法が、その創作現場にも表れていたということであった。

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 <昼>のチームは、JCSOの小笠原氏が付き、音を奏でるということから始まった。楽団員は、事前にある程度、ワークショップの進行や曲の方向性を決めていたようだ。しかし、参加者の個性に対応させて、変更/調整をしたようであった。昼休みののどかさを表すために、ティンパニ経験者の男性は、グロッケンをティンパニの如く8分音符を和音でならし、ヴァイオリン経験者の女性は、モチーフを解体したもの、楽譜を反転させた旋律を弾いた。

 <黄昏>チームは、JCSOの森氏と三窪氏が参加者3名と創作した。「<黄昏>がどのようなイメージであるのか」など言語化した概念や情景から参加者の「好きな音」を導き出し、作り上げていった。ワークショップのはじめの段階では、参加者2人は人見知りなのか、団員との間に「見えない壁」があるように感じられた。だが、途中から新たな参加者が加わったことで、部屋の雰囲気が変わり、各自の創造力や創作される曲に広がりが見られるようになった。「人」と「人」との間の「化学反応」が起こったようであった。 

 <夜中>チームは、JCSOの小川氏と近藤氏がリードし、参加者2人のイメージを言葉と音で引き出していく。このチームは、《怒りの日》と「ゴジラ」のテーマ曲を重ね合わせることになった。というのも、参加者のひとりである通称ゴジラ氏の感性が、楽譜を読めなくとも、これらの曲の類似点を導きだしたのだ。たしかに、楽曲分析としては「ドレミファ」の4音だけで作られているという共通性を持っている。ゴジラ氏は、「ゴジラは恐怖と怒りと悲しみを持っている。その内に秘めた想いを表現するものにしたかった」という。そのために、ゴジラ氏は、今回で2回目の挑戦となるコントラバスで連打音を鳴らした。その手法が《交響的舞曲》の第3楽章《夜》にも使用されている手法であるとは、本人はその時知る由もなかったのだが、曲のお披露目後に行われた《交響的舞曲》の音源鑑賞の際、ゴジラ氏は近藤氏に「すごいじゃないか!」と褒められ、満面の笑みを浮かべることになる。

 こうして、各々が作り出した曲が組み合わせられた。参加者の感性と感性が合わさることで作られた一つの《「ハチャメチャ」交響楽団》が、ここに現れた。

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 かつて、ドイツ人哲学者アドルノは、音楽の形式、和声、多声といった構造を的確につかめること(=構造的聴取)を「善きもの」とした。普段の楽団員は、オーケストラの楽譜を読む/演奏すること通して、構造的な美を追求している。奏者は、その美を体験するために楽譜に書かれた多くの「決め事」に従う。
 しかし、創作ワークショップは、まず楽譜から「自由」になることを求める。そうした脱構築の状況のなかで音を奏でていくことは、「音楽のプロ」である楽団員自身にとっても、新しい挑戦であるだろう。このような創作ワークショップであるからこそ、楽団員は、自身の内側にある音楽語法を再確認し、参加者と共に新しい音楽と出会おうとしているように私は思った。
 一方、参加者は、楽団員以上にいくつもの挑戦を乗り越えようとしている。楽器に触ること、イメージに沿った音を探すこと、他者と合奏すること。ここでは、「正解」や「間違い」がない分、参加者は、思う存分、自分の個性と向き合える。もし合奏中に音を外したとしても構わない。それが、また味となるし、プロの音楽家が支えてくれる。音楽は言葉で表現しない分、彼らは言葉を超えた「何か」を表現することができる。それは、普段の実生活では言えないことかもしれない。挑戦するなかで、新しい自分、なりたい自分に出会えているようにも見える。

 音楽美学的観点からすると、参加者が「音楽の決め事」を知らないままに感性から生み出した音は「ハチャメチャ」なものと見られてしまうであろう。しかし、音符が読めないからといって、それが「ハチャメチャ」なのだろうか。いや、むしろ、テーマに沿って、彼らがいままで培ってきたことを自然な気持ちで表した「音楽」がそこにはあった。ここでは、「ハチャメチャ」でもいいのだ。語りたいこと、発したいこと、それを音で表現し、その音を紡ぎとる。
 今回のワークショップで扱った《交響的舞曲》が、作曲家の伝的幻想曲と言われる※1ように、ここに現前した音楽は、皆の《自伝的幻想曲》のようであった。

※1一柳富美子(2012)『ラフマニノフ―明らかになる素顔』、東洋書店、p.57。

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南田明美(みなみだあけみ)
2007年より6年間センチュリー・ユース・オーケストラに在籍。2009年大阪音楽大学(トランペット)卒業。2011年神戸大学発達科学部人間表現学科表現文化論コース(音楽学)卒業。神戸大学大学院国際文化学研究科博士課程前期課程を経て、神戸大学大学院国際文化学研究科博士課程後期課程に在学中。現在の研究テーマは「シンガポールのコミュニティ・アート政策はコミュニティ/市民社会/ナショナル・アイデンティティを変容させるのか」。主な論文に「国家威信が重視されたオーケストラの文化政策とアートマネジメントのジレンマ-シンガポール交響楽団を事例として-」(『文化経済学』第12号第1号)がある。

2016/06/28

第4回ハローライフワークショップ

今日の担当は2013年度もThe Workに参加してくれた、ひろあきさん^^

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出席者:9名+センチュリーから4名
今日の天気:雨
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==今日行ったこと==
1、前回の振り返り(“Deep time”について)
2、去年の作品鑑賞(約30分間) 鑑賞後、感想のシェア

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3、楽団員の方々に質問
 Q1.「音楽家までの道のり」
 Q2.「仕事をする上で大切な事」
 Q3.「どんな演奏会にしたいか?」

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4、全体まとめ

==1日を終えて(感想など)==
今回は、全体的に「聞く」が中心の内容だったので、少し疲れました。
残りの数も少ないので、しっかりやりたいと思います。

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==今日のあなたの感情は?==
去年の発表会を観た時、一昨年の発表会の映像が流れないか不安でした…。

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2016/06/14

第4回音楽創作ワークショップ

今日の担当は、丁寧で心優しいとおるさん!

今回もイギリスから送られてきたお題(キーワード)をつかって創作をしたり、野村さんがイギリスの作曲家ヒューさんになりきって(!)Geo Opera風の進行に挑戦してみたり。
第4回音楽創作ワークショップのテーマ「音楽のコロンブス」という名の通り、今回も新たな大陸(音楽)を発見する回となりましたね〜^^

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出席者:10名

今日の天気:曇り

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==今日行ったこと==
・Deep timeというキーワードを元にピアノを使い、90秒の間で4グループに分かれて演奏。ペットボトル等で弦を弾く。
・弦楽器、太鼓、木管楽器やその他の楽器を使い、円になって演奏し、順番に絶滅していく。(順に演奏を辞める)

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==1日を終えて(感想など)==
最初集まりが少なかったが、後のピアノの演奏中に続々と入ってきた。
1人で何かをすることは今日は少なく緊張しやすい自分でも行動しやすかった。

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==今日あなたが一番好きな「音」は?==
初めて触れる楽器があり、その音が気に入った。

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2016/06/10

ワークショップ リレーレポート 中川 悠氏

 日本センチュリー交響楽団とハローライフが協働して行う就労支援プログラムmusic project「The Work」。2014年からスタートして、今年で3年目の開催となりました。今年は、日本センチュリー交響楽団がプロデュースをする「音楽創作ワークショップ」とハローライフがプロデュースをする「ハローライフワークショップ」を交互に行い、4月より約3ヶ月間で全12回のワークショップを実施します。現在、7月の作品発表コンサートに向けて、参加者の皆さん、日本センチュリー交響楽団の楽団員の皆さん、作曲家の野村誠さん、スタッフが一体となりプロジェクトが進んでいます。

 このエッセイは、文化政策や障がい者支援など、様々な分野で活躍されている方々をレポーターとしてお迎えし、ワークショップの内容とご自身の専門分野を結びつけて、自由に書いていただくリレー形式のレポートエッセイです。各レポートを通じて、より多くの方々に「The Work」の取り組みを知っていただき、ワークショップの中で起こっていることはもちろん、オーケストラの活動や就労支援におけるこれからのあり方などを考えるきっかけになればと思っております。
 第1回目のレポーターは、NPO法人チュラキューブ代表理事で、大阪を拠点にイシューキュレーターとして活動されている中川悠(なかがわはるか)さんです。

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第1回
『演奏』という非言語のコミュニケーションが、若者と楽団員の未来を変える?
——— 中川悠(NPO法人チュラキューブ 代表理事/イシューキュレーター)

日本センチュリー交響楽団の楽団員が、参加者である就労困難者の状況改善にどこまでアプローチできるのか。それが、新しい就労支援プログラム「The Work」のメインテーマである。
 僕はイシューキュレーター(課題の編集者)と名乗り、ニュータウン、第一次産業、ものづくり企業、地域コミュニティなどが直面する社会課題をプラスに変える仕事をしている。最近では、障がい者を取り巻く状況を変化させるべく、淀屋橋にカフェ併設の福祉作業所を立ち上げた。ここは、将来的に就職を目指す障がいある若者たちが、社会の中で働くための力を育て、巣立っていくための支援機関である。

 就労困難な状況の若者たちが、どうプラスの力を育むか。その視点を持つ専門家として、「The Work」のレポートを書いて欲しいという依頼があった。「音楽創作を通じた就労支援?」「交響楽団が中心となって進めていく?」。もちろん、不可能だとは思わないが、実際の現場を見ない限り、全くもって想像することができない。僕は担当者にお願いし、1回目と2回目のワークショップを連続で見学させてもらうことにした。

 20~29歳の若年者を取り巻く雇用環境の問題点として、アンケートの中でも「職場の人間関係の問題」「仕事の質の問題」「仕事の量の問題」「仕事への適性の問題」が多く挙げられる。現在、障がい者の就労に携わっている経験からも、人間関係を作り上げるためのコミュニケーション(ソーシャルスキル)を育めるかどうか、自分が働いている姿への想像力(就労イメージ)を持てるかどうかが、就職後に継続して働き続けられるかどうかの大きな分岐点だと考えている。もちろん、問題点はそれだけではない。それ以外にも就労困難者が乗り越えなければならないハードルは数多くあるのだ。だからこそ、今回の「The Work」がどんな奇跡を起こしてくれるのか、どんなプログラムになっているのか。期待に胸を躍らせながら、日本センチュリー交響楽団の拠点である服部緑地に向かうことにした。

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 会場に入ると、防音効果の施された高い壁、100人以上の楽団員の練習ができるであろう広大な空間が目の前に広がっていた。クラシック音楽とは程遠い人生を過ごしてきた者としては、音楽ホールが醸し出す非日常な空間にワクワクしてしまう。
 ワークショップは基本的に参加者と楽団員が混ざり合いながら進んでいくようだ。車座になって座っている中の約10名が本プロジェクトの参加者。そして、5名ほどが交響楽団の楽団員、そしてナビゲーターの作曲家・野村誠さんという構成。

 自己紹介が終わると、1人ひとりが会場に置かれている楽器を取りに行く。トランペット、コントラバス、トロンボーン、ビオラ、トーンチャイム、ピアニカなど、馴染みのある楽器からなかなか触れる機会のないものまで、どれを選んでもいいし、いつでも交換してもいい。そして、それぞれの楽器を使って、今から何をするか、野村さんが穏やかに説明をする。音楽創作のテーマは「ジオロジカルシンフォニー」。詳しい説明はここでは省くとして、ジオロジー(地質学)をテーマとしたオペラをイギリスで上演するため、その音楽を日本とイギリスで連携しながら作りあげていくらしい。

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 野村さんが指示を出す。「白亜紀の恐竜時代をイメージして音を出してみましょう」「指揮者を無視して速く弾いてみましょう」「今度はゆっくり…」。参加者はめいめいに考え、おそるおそる音を出してみる。今度は「“ゆっくり”って、どのくらいゆっくりだと思いますか?みんなで考えてみましょう」「楽器と手拍子を混ぜてみましょう」「今度は足のステップでリズムをとってみましょう」。自分の音だけに集中し過ぎないように、そして、それぞれが正解を求めずに演奏できるように。何よりも、自分の演奏に対する思い込みの壁を、どんどん低くしていけるよう、野村さんが次へ次へと、参加者の想像をほんのちょっとだけ超えたミッションを託していく。

 なるほど、音楽を演奏するという行為の中には、自分の音だけでなく相手の音に耳を傾けること、自分だけでなく誰かの歩調に合わせていくこと、つまり、コミュニケーションの中で必要になる重要な学びが隠れているのか。コミュニケーションが苦手な人と得意な人が「言葉による会話」ではなく、「楽器による対話」を通して混ざり合っていくことで、苦手な人たちのスキルが少し上昇していく。それこそが、このワークショップが就労支援プログラムとして目指している核の部分なのだと、改めて肌で感じることができた。

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 もう一方で、このプロジェクトは交響楽団という旧態依然とした存在が、観客に向けてのみ演奏をしてきた歴史から脱却するためのものだという話も聞くことができた。演奏のみに力点を置いてきた楽団員が、地域で暮らす人をはじめとして、音楽に興味を持たなかった若者たちとも、特技を活かして関わっていくことで、今までにはなかった交響楽団の新しい方向性を探ろうというもの。音楽に精通した者同士であれば、アンサンブル(2人以上が同時に演奏すること)であったとしても目や耳をフル活用し、間合いやスピードを調整することで素晴らしい演奏を生み出すことができる。しかし、今回の取組みは、初心者のペースに合わせる体験を積むことが目的。この経験値の積み重ねの中で、楽団員としても一般社会の感覚を掴むことができるのだろう。

 「The Work」のチラシには、こんなキャッチコピーが書かれている。「前向きなパワーや気持ち、自信を身に付けたいと考える若者の参加をお待ちしております」。
 それぞれ、心の中に大小さまざまな不安を抱えた参加者たちが、6回の音楽創作ワークショップ、同じく6回のハローライフワークショップ、そして大勢の前で演奏をする作品発表コンサートを通して、どのように変化していくのか。彼らの心に音楽がどこまでアプローチでき、自信の回復や、就労意欲の高まりにつなげることができるのか。そして、もう一つの目的である楽団員の意識についても、何を感じ、未来を変えていく一歩になるのか。一風変わった就労支援の新しい取組みから、まだまだ目が離せない。

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中川悠(なかがわ はるか)
㈱講談社 KANSAI1週間編集部での情報誌編集業務、アートギャラリー運営などの経験をもとに、2007年にNPO法人・株式会社を起業。近年はクリエイターのビジネス促進を目標に掲げ、大阪府や近畿経済産業局などのマッチングイベントのファシリテーターを担当。その他にも、障がい者施設の工賃向上を目指したお墓参り代行サービスビジネスの立ち上げ、団地やニュータウンのコミュニティ再生を目的とした「PIC六甲アイランド」など、人と街を元気にするため様々なプロジェクトに尽力している。また、2014年9月からは淀屋橋にカフェ併設の障がい者福祉施設「GIVE&GIFT」をオープン。社会課題を少しでもプラスに変えられるようなアイデアをカタチにしている。

2016/06/07

第3回ハローライフワークショップ

今日の担当は、JAZZ好きなあづみさん!

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出席者:8名
今日の天気:雨
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==今日行ったこと==

■前回の振り返り
音楽ワークショップで作曲した「昼/黄昏/真夜中」の演奏曲と「Abide With Me」の映像を見て振り返りました。

■アイスブレイク「嘘つき自己紹介」
3つの自己紹介から嘘の1つを当て合って、大盛り上がり。

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■「The Work 今までを振り返って」
The Workに参加して一月半の折り返し。参加する前と今について、起こった出来事やその時に考えていたこと・気持ちを話し、聞いてもらったメンバーから「大切にしていこと」「こんな人なんですね」などのコメントを付箋で書いてもらいました。

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■「The Work どんな演奏会にしたい?」
演奏会をどんな風にしたいか、まずグループで自由に話をした後、各々で「どんな演奏にしたい?」「そのための目標(The Work以外でも)」をポスターに書き出しました。

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==1日を終えて(感想など)==
少し参加者の少なめの今日でしたが、メンバー同士が顔と名前を覚え、人となりがわかってきて、グループでのワークがやりやすいし、どのグループからも笑い声や相槌が聞こえてきて、いい雰囲気だなぁと思いました。

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==今日あなたの「感情」は?==
私は演奏会でメンバーのいいところ、個性がたくさん表れ出るといいなぁと思うので、どんなことをしたら表れるかな。それは、たぶんよくある「コンサート」ではない演目があったりして、型破りになるのかなぁと想像してワクワクしています。

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